湧水が育む
地元野菜にこだわった、
地産地消の本格フレンチ
「ハートフルダイニング おんふらんす」は、箱根西麓三島野菜との出会いを契機として、
地元の野菜を主役とした新たな美味しさの創造に打ち込むフレンチの名店です。
三島市出身のオーナーシェフ田中季次さんは、東京・赤坂で修行を積んだ後に地元に戻り、県東部の数々のホテルやレストランでの活躍を経て2007年にオープンさせたのが「ハートフルダイニング おんふらんす」。
東京の一流店に比肩するクオリティのフレンチを追求していた田中さんが、この「おんふらんす」を舞台として、地元の美味しい野菜を主役とした新たなフレンチの創造に打ち込むようになったのは、箱根西麓三島野菜との出会いがきっかけ。
現在のような環境や食材などに対する高い意識がまだ一般的でなかった頃から、「地産地消」の草分けとして、地元の野菜にこだわった料理を提供しつづけています。
プロとして、使う食材についてはとことん追求するという田中さん。
箱根西麓三島野菜をより深く知るために自ら箱根山麓の畑に出向いた時、生産者の方々の野菜に対する想いの熱さや、労苦を惜しまない手間のかけ方に深く感銘を受けたそうです。
豊かな土壌と水、恵まれた気候に加えて、生産者の方々の想いがたっぷりと込められた箱根西麓三島野菜。プロの料理人として、その美質を可能な限り引き出したいとの想いが「おんふらんす」の味の原点となっています。
限りない技法の積み重ねによって紡がれた歴史と伝統に、素材の味わいを活かす潮流が加わり、さらに「鮮度」という要素が加わって、フレンチは今さらに進化しています。
朝採れの新鮮な野菜を、すぐにその日のランチとして提供している「おんふらんす」。こうした鮮度の面でも、地産地消にはとても大きな意味があり、さらにフードマイレージの側面からも多大な環境貢献に役立っていると田中さんは言います。
プロの技に弛まず磨きをかけながら、鮮度と美味しさが凝縮された箱根西麓三島野菜の存在感をどのように引き出すかに専心している「おんふらんす」の逸品フレンチ。三島に来たら、ぜひ一度味わってみてください。
箱根⻄麓三島野菜
hakone West Foot Mishima vegetables
富⼠⼭と箱根山の⽕⼭灰が降り積もった⼟地柄
霊峰富士・駿河湾を望む、箱根山の西麓、標高50m以上の高原で育つ「坂もの」野菜
寒暖差が大きい気候と美しい水に恵まれた豊穣の大地で育まれでる「箱根西麓三島野菜」は、全国に名だたる高級野菜として著名レストランやホテルの一流の味を支えています。
労を惜しまず慈しむように育てられた野菜の深い旨味と甘みは、本物を知る人々からブランド野菜としての希少な価値を認められています。
水の恵みと豊かな土壌、
あふれる光と風が、野菜をおいしくする
度重なる富士山と箱根山の噴火で火山灰が降り積もることで形成された箱根西麓の土壌は水をよく通すことから、水はけが良く保肥力が高いことが大きな特徴。野菜づくりに適したこの土壌には古くからの人々の知恵と工夫がふんだんに盛り込まれ、さらに南向きの斜面に燦々と降り注ぐ陽光を浴びることで栄養をたっぷりと蓄えることで、独特の甘みや柔らかさを持った高品質な箱根西麓三島野菜が生まれるのです。
作り手の「想い」が確かに息づく、
三島のブランド野菜
箱根西麓三島野菜は、『地産地消』『旬産旬消』をキーワードとして、JA三島函南、生産者、商工会議所、観光協会、行政など、地域全体が一丸となって作り上げたブランド。
そしてそのブランド価値は、「もっと多くの方に栄養価が高い美味しい野菜を届けたい」という生産者の努力によって、今も日々高まり続けています。
皆さんが手に取り味わうその一品一品には、こうした作り手の確かな想いと情熱が深く息づいているのです。